アリソンは最近、ある夢を見続けている。それはウォルター・パクストンという男が口論の末、妻ナタリーの首を切り落とすという内容だ。彼は現在、妻殺しの罪で起訴され裁判が行われている。有力な物証はないものの、状況証拠からパクストンの有罪は明らかに見えた。
被告側の最終弁論の日――。パクストンは突然、担当のロムニー弁護士を解雇する。
ロムニー弁護士は検察側の最終弁論を聞き、勝てる見込みがないと判断。パクストンに相談なく、デヴァロス検事へ司法取引を持ちかけたのだ。だが検事はアリソンの強い後押しもあり取引を却下した。そして、この出来事を知ったパクストンは怒ってロムニーを解雇したのだった。この結果、彼は自ら最終弁論を行うが必死の主張もむなしく、第一級殺人罪で有罪の評決が下される。
ところが、ここで思わぬ事件が発生する。第2の首切り事件が起きたのだ。今回犠牲となったのはラモーナ・ヘンズリーという女性。彼女の胴体の傍には、ホルマリン漬けになったナタリー・パクストンの首が置かれていた。この事件がウォルター・パクストンの勾留中に発生したため、彼の犯人説は一気に崩れる。こうしてウォルター・パクストンは、世論を味方に付けて釈放される。だが事件は終わらない。アリソンが次の首切り事件の夢を見たのだ。夢に出てきた犠牲者は、つい最近知り合った女性デブラだった。
一方デュボア家では立て籠もり事件以来、ジョーの体調がすぐれない。彼は会社の指示でセラピーを受けるが、セラピストに「怒っている」と指摘され、怒りを倍増させる。最近の慰めといえば同じ事件の被害者で同僚のメリンダ・ベルとのケータイメールだ。当時臨月だったメリンダは男児を出産するが、事件のショックからは立ち直っていない。こうして2人はメールで苦しみを分かち合う。だがそのことを知ったアリソンは寂しさから、ジョーの携帯電話をバスタブに投げ入れてしまう。最愛の夫ジョーとの溝は埋まらず、首切り事件では大失敗。アリソンは徐々に追いつめられていく。次回第21話「頭上の敵」へ続く。
【今回のタイトル】
第20話「頭脳プレイ」の原題は"Head Games"。"play head games"で「他人を意のままに操る」という意味があります。頭が切り落とされる事件なだけにピッタリの原題ですね。
【今回のゲストスター】
第20話からの連続エピソードでは豪華なゲストスターが登場します。ウォルター・パクストン役のジェイソン・プリーストリーとデブラ役のネーヴ・キャンベルです。ジェイソン・プリーストリーはテレビシリーズ「ビバリーヒルズ高校白書」や「ビバリーヒルズ青春白書」で主人公のブランドン役を演じ、人気者となりました。一方、ネーヴ・キャンベルはホラー映画「スクリーム」でブレークし、「ワイルドシング」「あの日の指輪を待つきみへ」等に出演しています。
【葉巻】
出産間もないメリンダを訪れたジョーは、ジャケットから葉巻を取り出します。これはアメリカでの習慣。通常は新生児の父親が出産の内祝いとして、祝福に訪れた人々に葉巻を振る舞います。この習慣の起源には「先住民の祝い事での風習が入植者たちに引き継がれた」など諸説があります。
【ジンクス】
誰かがクシャミをしたとき同時に2人が「お大事に」と言うと、呪いがかかるという遊び。呪いのほかに「お大事に」と言った2人の一方が、もう一方に飲み物をおごるというパターンもあります。日本の「ハッピー・アイスクリーム」とちょっと似ていますね。
【気の毒なジョーと携帯電話】
ジョーが携帯電話をバスルームに持ち込んでいるのを知り、アリソンは怒って電話を湯船に投げ入れます。ジョーに構ってもらえなくて寂しいのは分かります。でもアリソン、ひどすぎるのでは~? いつもジョーが話を聞いてくれる分、少しは抑えましょうよ。
2008.9.15|エピソード・ガイド|コメント(1)|トラックバック(0)
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投稿: tamurareiko | 2008年9月20日 (土) 12時49分