アリソンは夢で2人の霊を見る。1人は下着姿の中年男性ヴィンセント。もう1人は自殺志願者の内気な青年モーガンだ。間もなく、アリソンの夢を元にヴィンセントの妻グラディスが夫殺しの容疑で逮捕される。彼女は口論の末ヴィンセントを刺殺し、遺体をバラバラにして裏庭に埋めたのだった。一方、モーガン殺しの犯人は捕まらない。アリソンは本人の追悼式やアパートでモーガンと接触するが犯人の話は聞き出せない。
モーガンの死には不可解な点があった。彼は多額の生命保険に加入し、親しくもない女性ケイデンスを受取人にしていたのだ。2人の唯一の接点は猫。ケイデンスが運営している猫のシェルターから、モーガンが6匹も引き取ったという点だけだった。実はモーガンはケイデンスに恋をしていたが、内気な性格ゆえに気持ちを伝えられなかった。一時の会話をするため、ひたすら猫を引き取り続けたのだった。だが彼は殺され、多額の保険金がケイデンスに渡ることになった。さらにモーガンがアリソンに犯人の情報を伏せたことからも、ついにケイデンスが検事局で事情聴取を受けることになる。だが真実は意外なものだった。
モーガンを殺害したのは彼の友人ニックだった。ニックはモーガンからケイデンスの話を聞くと彼女に近づき交際し、密かに婚約までした。そうして自殺願望のあったモーガンを100万ドルの生命保険に加入させ、受取人にケイデンスを指定させると、本人の同意のもと強盗を装い射殺した。ニックはモーガンの恋心を利用して、大金を手に入れようとしたのだ。
真相を知ったモーガンとヴィンセントの霊はアリソンに協力。事件の夜、ニックが質屋で婚約指輪を購入したことが判明する。紙幣に付着した彼の指紋とモーガンの血痕が決め手となり、ニックは逮捕される。間もなくモーガンはケイデンスの行く末を心配しつつも、死者の世界へと旅立っていく。本当の友人、ヴィンセントと一緒に……。
【冒頭のヴィンセント】
今回は悲惨な事件ながらコメディ色の強いエピソード。特に冒頭の夢でヴィンセントがまくし立てるシーンは面白かったですね! 彼は自分と妻の2役を演じつつ、興奮しながら夫婦喧嘩について語ります。この場面、日本のある伝統文化と似ていませんか? そう、最近ドラマや映画などでブームとなった落語です。「ミディアム」で落語のようなシーンがあるなんて、嬉しいですね!
【ジョージ・ワシントンのジオラマ】
ブリジットとジョーの力作、ジョージ・ワシントンのジオラマ。これは建国の父ワシントンがデラウェア川を渡る様子を表現したものです。元ネタは、"Washington Crossing the Delaware"(邦題「デラウェア川を渡るワシントン」)という絵画。1851年、エマヌエル・リューツ(Emanuel Leutze)によって製作され、現在はニューヨークのメトロポリタン美術館に展示されています。
※"Washington Crossing the Delaware"の画像はこちら(メトロポリタン美術館)
中盤ジョーは「ジオラマでAプラスをもらったが飾る方法が見つからない」と自慢げに語ります。それに対しアリソンは無言で「A+」と書かれた付箋紙を冷蔵庫の前面に貼り付け、ジオラマを冷蔵庫の上に置きました。微笑ましいデュボア家のひとこまです。
それにしても付箋紙を貼るときの「バシッ!」という音。なかなかの迫力……。と言うよりアリソン、ちょっと乱暴では……?
【印象深い音楽】
冒頭や最後など、ヴィンセントとモーガンのシーンで流れるカントリー調の楽曲は、ブラッド・スウェット&ティアーズの"AND WHEN I DIE"(邦題「アンド・ホェン・アイ・ダイ」※意味は「私が死んだら」)です。
2008.6.23|エピソード・ガイド|コメント(1)|トラックバック(1)
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ニック役の俳優さんって、『CSI:マイアミ』でカリーの恋人で自殺した刑事役をやってた人ですよね確か最近『クリミナル・マインド』にも出てたし。何かあまり良い役をやらせてもらえずかわいそう…
投稿: ぎっちょ | 2008年6月24日 (火) 10時16分